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スマートフォン時代の企業ネットワークについて

数年前からスマートフォン時代の到来に向け、調査や検証を行ってきたが、最近の答えはスマートフォンでアクセスする情報は社内ではなく、クラウド上に置くべきだと思うようになっています。
ネットワーク技術者としては簡単かつ安全に社内システムに接続させてあげることが目標だと思っているのですが、BYODをはじめとする非セキュア端末を社内に接続するのはリスクが高くなるとともに、利用者の利便性が低下するのではと考えています。
社内ネットワークに接続するには、一般的にはSSL-VPNやVPN(L2TP+IPSec)やキャリアサービスを利用するのですが、SSL-VPNやVPNは接続するという操作が必要で、スマートフォンらしい常時接続利用が難しいです。キャリアサービスを使った場合は、常時接続環境を構築することは簡単ですが、その他キャリアを選べない問題やBYODが難しいなど、コスト的な負担が増える傾向にある問題があります。
その点、一定の費用とセキュリティーポリシーの改定が必要だったりしますが、クラウドサービスを利用すると、常時接続やキャリア問題などが簡単に解決できます。
しかも、サーバーは冗長化されており、一社では到底不可能な信頼性を持たせるとこもできます。
パソコンのみなら、DirectAccessなど新しい技術を使う手もありますが、スマートフォンを含めると、VPN系は一気に選択肢が狭くなります。いくらスマートフォンは不要と上司や経営者がおっしゃっても、無視した設計をするのは問題でしょう。
全ての端末が簡単に接続できる環境。それはクラウドサービスだと思います。
まぁ、独自開発アプリや不向きな業務はありますが、メール、スケジュール、ToDo程度なら、データが何処にあろうとユーザーにとってはあまり問題ではないでしょう。それよりも、出張先や外出先でアクセスできることの方が喜ばれるでしょうね。
ただ、クラウドサービス提供会社に問題が発生した時のことも考慮する必要があり、万が一サービスが停止しても、社内からの利用は問題ないような構成が望ましいですね。データ損失は最も注意すべきポイントだと思います。
そんな感じで、正常時はクラウド上のサービスを使い、非常時は社内のサーバーといったハイブリット環境を構築することが、今の時代なのかなぁ~なんて思ってます。
いうのは簡単だけど、設計、構築するとなると難しいんですけどね。