※アカウント移行に失敗し画像を失ったので再度取得し改訂しました。 Office 365 Advent Calendar 2021 の12月16日投稿です。 警告: 個人的な理解に基づく内容、表現です。疑いを持って取り扱ってください。 SharePoint と OneDrive の保持の詳細 - Microsoft 365 Compliance | Microsoft Docs SharePoint Onlineをご利用の方にとっては普通?の機能ですが、SharePoint Server 2010以前から利用している方にとっては2013からの新機能「インプレース保持」で使われる「アイテム保管ライブラリ」をちょっとのぞいてみようという内容です。 Exchangeのインプレース保持とSharePointの保持は違うよ~ Exchange のインプレース保持はごみ箱から消えたメッセージを含むすべてを保持することができるのですが、SharePointでは対象外アイテムが存在しますし、編集についてはバージョン履歴に依存しています。また、情報管理ポリシーの「ごみ箱に移動する」が動作しなくなるなど利用者への影響もありますので注意が必要です。また、保持してることを内緒にしたくてもサイト管理者にはバレバレな点は認識しておかないとね。あとE3相当以上の方はExchangeは容量無制限ですけど、SharePointはしっかりと契約容量に含まれているので上司の方から説明のたびに叱られる可能性がありますね。 SharePointの保持は、Exchangeが連携して利用する大容量添付ファイル送信やTeamsメッセージの添付ファイルを保持する目的のために存在する機能なのかな~という感じがします。SharePointの情報調査や監査という意味では、バックアップ製品などでこまめに世代管理する必要があると感じます。 SharePointで削除されたアイテムは各サイトの「アイテム保管ライブラリ」にコピーされ設定期間保持されます。 各サイトというのがミソですね。しかも、サイト管理者から参照可能な場所に保持されるため、保持について理解のないサイト管理者はこのライブラリのアイテムURLを見ることができないユーザーに渡すなど困った行動を起こす可能性があります。 それでは保持を確認するために保持されるアイテムを準