System Center 2012 Configuration Manager?Service Pack1 を適用すると、Windows8及びWindows Server 2012に対応する関係で、Windows AIKもWindows8ベースとなるWindows ADKに変更になっており、今後作成するブートイメージはWindows8ベースで作成することとなります。
まぁ、それ自体は問題ないのですが、唯一異なること、AIKは日本語版が存在していたこと。
要するにWindows ADKは英語版のイメージを日本語対応させ必要があるんですね。しなくても良いけど
ってことで、日本語パッケージを追加して、UIを日本語に設定する。
そりゃ、文字化けを解消するために自然にやる作業だと思います。
じゃ、どんな作業なの?というと、ADKコンソールから次のコマンドを入力します。
Copype amd64 c:\winpe_x64
Dism /Mount-Wim /WimFile:media\sources\boot.wim /index:1 /MountDir:mount
Dism /image:mount /Add-package /packagepath:"%WinPERoot%\amd64\WinPE_OCs\ja-jp\lp.cab"
Dism /image:mount /Add-package /packagepath:"%WinPERoot%\amd64\WinPE_OCs\WinPE-FontSupport-JA-JP.cab"
Dism /image:mount /Set-LayeredDriver:6
Dism /image:mount /Set-TimeZone:"Tokyo Standard Time"
ここまでは問題なし、日本語表示ができる状態ですね。
次にUIを変更します。
Dism /image:mount /set-AllIntl:ja-JP
または
Dism /image:mount /set-UILang:ja-JP
で日本語表示になります。
最後に、次のコマンドでイメージを作成
Dism /unmount-Wim /MountDir:mount /Commit
簡単な作業ですね。
日本語化されたブートイメージは?media\sources\boot.wim です。
これを適当なフォルダーにコピーしてSystem Center 2012 configuration Managerのブートイメージ追加を行うとエラーになります。
ファイルの権限が足らないと叱られる。
エラーの原因は「TsRes.dll」というファイル。
解決方法は分からないけど、回避方法は分かってます。
「日本語UIにしない」
Dism /image:mount /set-AllIntl:ja-JP
Dism /image:mount /set-UILang:ja-JP
これらの日本語表示にするコマンドを入力しなければ大丈夫。
表示は英語になりますが、日本語部分もちゃんと表示されます。
ユーザーにかかわらない部分だと、この位のトラブルはヘッチャラですが、クライアントの自動アップデートでソフトウェアセンターの表示が英語になったりと、若干問題のあるService Pack 1なのでした。