Webパーツよ、もっと目立て!!

久々ですね。相変わらずSharePoint2010が対象です。
SharePoint2007を使ったことがあるユーザーが2010を見ると色のメリハリがなく見難くなったとのご意見をよくいただきます。2013になったらもっと色は薄いですよ~って見せると、フォントサイズと余白のメリハリがしっかりしていて意外と好評。


ってことで、SharePoint 2010の画面を見やすくするためのチョイカスタマイズを紹介します。今回はWebパーツのタイトル部分の背景に色を付けてパーツの始まりを目立つようにしたいと思います。


結構ありふれたカスタマイズなので、一工夫して設定したテーマに合わせて色が変わるようにしてみました。方法はいろいろあると思うけど、パッと見のわかりやすさということで、jQueryを使っています。


<script src="http://ajax.aspnetcdn.com/ajax/jQuery/jquery-1.10.2.min.js" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript">
_spBodyOnLoadFunctionNames.push("getbgcolor");
function getbgcolor(){
var color = jQuery('div.s4-title').css('background-color');
jQuery('TR.ms-WPHeader').css('backgroundColor',color);
};
</script>

とりあえず、採用したい色を設定しているタグを探し、背景色を取得することから始めます。取得する方法はいくつかあると思うのですが、s4-titleクラスから取得することにしました。
次に取得した色をタイトルのセルを含むテーブルの行の背景 tr.ms-WPHeaderに設定します。


最後に適当な場所にコンテンツエディタWebパーツを設置し、このスクリプトを入力すればOK。


これで設置後にテーマを変更されても大丈夫ですね!!


Webパーツに影を付けたらかっこいいかも!!とか思ってるのですが、これについてはもうちょっと研究が必要なようです。



訂正!!データソース名変更は簡単だった!!

先日、MRTGで作成するRRDTool形式のファイルのデータソース名を変更すのは、一度XMLに変換して編集する必要があると投稿しましたが、rrdtuneの存在をすっかり忘れていました。
めったに使うことがないコマンドなので申し訳ない。


rrdtool.exe tune filename --data-source-rename old-name:new-name

これで簡単にできます。


RRDToolからCactiにトラフィックデータを変換する場合は、ds0をtraffic_in、ds1をtraffic_outに変換してすればいいから次のコマンドでOK。


rrdtool.exe tune filename --data-source-rename ds0:traffic_in -r ds1:traffic_out

 このコマンドをBATファイルにしておけば、簡単に変換できるね


これさえあれば、ファイル名を変更して上書きする作業も入れても十数秒なので、5分間隔の取得処理の間にやるにしてもかなり余裕のある作業ですね。



RRDToolからCactiへ

MRTG+RRDTool+14all.cgiからCactiへ移行する場合、何も考えずに作業すると、データを含めゼロからの再スタートとなります。


CactiはRRDToolを使うといっても、データ取得のための設定はMRTGとは異なります。
だって、Net-SNMPを使ってデータを取得してRRDToolを使って保存しますからね。


そういうわけで、設定ファイルは作り直す必要があります。
でもね、データ自体はRRDTool形式のファイルなんですよ。
だから、今までのデータをそのまま移行さすことは不可能ではない!!はず。


 


とりあえず、やってみましょう



  1. Cactiで依然と同じ情報を取得できるように設定しグラフが生成できることを確認

  2. MRTG+RRDToolのrrdファイルをCactiの設定に合わせる作業を行う。

    • rrdtool dump filename.rrd filename.xml

    • xmlファイルをテキストエディタで開き、データソース名(ds-name)をCactiに合わせて変更
      ds-nameはMRTGを使っていればDS0とDS1ですね。

    • rrdtool restore filename.xml newfilename.rrd



  3. Cactiのrrdファイルを前項で作成したrrdファイルで上書きします。


この作業をrrdファイル分すべてを実施し、5分間のポーリングの間に実施すれば、データの欠落もなく、移行することができます。


まぁ、数が多いと移行作業も大変だろうけど、この手のデータは過去と比較して異常を察知するものなので、やる価値はありますね。


 


実は、もう一つ方法があって、Cactiのデータソーステンプレートを編集してds-nameをMRTGのDS0とDS1に合わせてしまうという方法。この方法だと、ファイルの上書きだけで移行できますよ。



IIS8でRRDTool

時代はWindows Server 2012ですよ。半年もすれば2012R2でIIS8.5になるらしいですけど、まぁ、ここはIIS8でいいや。


気を付けることは、Active Perlの5.10を入手すること。
Perlは32bit版。RRDsが32bit版なので合わせる必要がある。


RRDToolはできれば最新の!!って言いたいけど、Windows版は1.2.30が最新みたい。
まぁ、ここは仕方がないよね。


色々と設定は必要だけど、ほとんどIIS7.5と一緒。
気を付ける必要があるのはアプリケーション プールの詳細設定で32ビットアプリケーションの有効化をTrueに変更すること。
これさえ忘れなければOK。


ActivePerlの5.10さえ入手できれば問題ないってことだね。


?


それにしても、Network系のお仕事をするうえで、Linuxを禁止されているとこういうツールを使うときにつらいよなぁ~優れたツールが無償で利用できるのにね!!Syslog Serverとか・・・



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