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「列の制限」の計算表を作ってみた。

SharePointを利用するうえで列が多くなると制限を考慮する必要があるけど、種類と組み合わせによって上限が変化するのでちゃんと計算しないとダメなんだよね。
この制限を理解するため、簡単にチェック出来る計算表をExcelで作ってみた。


ポイントは3つ
  • SQL Serverのテーブルにデータを配置する際に、一定数上になると複数行になって制限が6行(変更は可能)
  • リスト内の列の合計サイズが8,000バイトで、組み込み列用に256バイトが予約されているので、実質7744バイト。
  • 列の種類によってサイズ、折り返しが発生する数が異なる。(詳しくはTechNet列の制限を参照)
この3つのポイントを元に計算すれば、実際に利用できる列(フィールド)の数がわかるってことですね。
たとえば・・・
  • 1行テキストは276個まで利用可能ですが、数値を5個追加すると1行テキストは274個までしか利用できません。これは行数の制限ではなくサイズの制限です。
  • 数値は72個が上限で、日付と時刻を5個追加すると、数値の上限は64個になります。これは行数の制限です。
って書いてもピンとこないかもしれませんが、そういうことらしいです。

ただ、私も勉強不足なので、初期設定にあるタイトルや更新日や作成日、作成者などがどのようにカウントれているのかはよくわかってません。また、GUIDと管理されたメタデータについてもちょっと分からなかったので、存在を無視してます。
この辺は、いずれわかった時に補足したいと思います。


注意:この計算表を使って問題が発生しても責任はとれません。
また、修正・配布は自由にしてかまいません。
さらに、ブロックという単位は私が勝手に作ったり、間違った表現があるかもしれません。
もしかしたら、計算方法すら間違ってるかもしれません・・・検証はしてないので~


コメント

  1. MIMEの関係でダウンロードしたら.zipファイルに変更されてしまう問題を改善しました。拡張子を.xlsxに変更するか再ダウンロードしてください。

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