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ARPテーブルほど厄介なものはない

 

ネットワーク間の接続を行う際に設定するのはルーティングテーブル。これを固定にするかダイナミックにするかは、規模や機能や管理者のポリシーなどです。

この設定を間違えると「繋がらない」や「ループ」といったトラブルにつながります。
でも、ルーティングテーブルはトラブルが起きても修正すればOKだし、設定が間違っていなければ恒久的に安定運用ができるはずなんですよね。(たまに問題が発生するけど・・・)

で、タイトルのARPテーブルってやつなんですが、基本的に自動学習です。
一応固定で書けるけど、書くシチュエーションが思いつきません。学習した情報を見ることはよくあるのですが・・・
でね、この自動学習ARPテーブルが曲者なんですよ。
とくに、トラブル時にIPアドレスを持った機器を交換した時に繋がらないってなります。なんでか?それはARPテーブルに新しい機器が登録されないから。で、なんで~~って騒いでいたら自然回復(ARPテーブルが更新された)。
とか、うまく更新されずにず~~~っと接続できないとか・・・

一番困ったのはNW機器の管理範囲外のARPテーブルを更新してほしい時。こっちは原因がわかっているのでARPテーブルの更新を依頼しても答えは「NO」。絶対にダメなんだって~。まぁ、普通だったら数分待てば更新されるはずなので待ってても一向に学習されない。結局IPアドレスを別のに変更した経験があります。


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